最近のパソコンはどれもCADを利用するのに十分な性能を持っているので、特別に高性能なパソコンを用意する必要はありません。ただ、古い型のパソコンを利用している場合は注意が必要ですので、このページを参考に、CADを使える性能があるか確認してください。
最近は、ネットで申し込めるパソコンのレンタルサービスも充実しているので、必要に応じレンタルの利用を検討するのも良いでしょう。
当スクールCAD講座の推奨動作環境 | ||
パソコン | Windows系PC | Mac系PC |
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ディスプレイ | 13インチ以上 | |
OS | Windows10以上 | Monterey以降 |
ストレージ | 10GB以上の空き容量 | |
メモリ(RAM) | 8GB以上推奨 | |
CPU | 高性能なほど快適 |
ディスプレイ(13インチ以上)
ディスプレイサイズ(画面サイズ)は大きい方が快適ですので、13インチ以上のサイズは欲しいところです。
ディスプレイサイズが不明な場合は、パソコンやディスプレイの型番で検索して確認しましょう。
画面が狭くて学習しにくいと感じる場合は、スマートフォンやタブレットにWeb教材を表示することも可能です。するとパソコン側はCADソフトだけになるので、作図ウィンドウを広々と利用することができます。
TV画面や外部ディスプレイを利用してマルチスクリーン環境にすることもできます。
マルチスクリーン環境の設定方法などは教材内で紹介がありますので、ご興味のある方はお試しください。
ストレージ(10GB以上の空き容量)
ストレージとは、ハードディスクやSSDと呼ばれるパソコンの記憶装置です。
このストレージの空き容量が10GB以上必要となります。多くのパソコンは数百GB程度の容量がありますので、もし空き容量が少ないといったときは、不要なファイルや使っていないアプリを削除して空き容量を増やすと良いでしょう。
WindowsPCの確認方法
- 1.「スタート」ボタンを右クリックし、表示されるメニューから「エクスプローラー」を選択します。
- 2. 左の領域から「PC」を選択すると、右の領域に表示されます。
Macの確認方法
- 1. 左上にあるアップルアイコンをクリックしたら「このMacについて」を選択します。
- 2.「ストレージ」タブに切り替えると空き容量(利用可能な容量)を確認することができます。
OS(Windows・Mac)
「OS」とはWindowsやMacなどのことです。最近は低価格なChromeOSを搭載したパソコンなどもありますが、ChromeOSに対応した講座はありませんので、Windows、又はMacのパソコンで受講する必要があります。
当スクールCAD講座の対応OS | ||
Windows | Mac | |
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サブスク会員プラン | 〇 | △※ |
CAD標準講座 | 〇 | x |
JWCAD習得講座 | 〇 | x |
AutoCAD習得講座 | 〇 | x |
3DCAD習得講座 | 〇 | 〇 |
※プランに含まれる3DCAD、試験対策カリキュラムのみMacで利用可能 |
Windowsは10以上、MacはMonterey以降が推奨動作環境となります。
メモリ(RAM)
RAM(メモリ)は、パソコン内の作業テーブルのようなもので、容量が大きいほど処理スピードが上がって快適に操作できるようになります。快適さを考えるならば8GBは欲しいところです。
CPU
CPU(Central Processing Unit)はパソコンの頭脳に相当する部分で、性能が高いほど動作が素早く快適になります。
インテル社製CPUであればCorei3以上(Core i3・ i5・i7...)、Apple社製CPUならMシリーズ(M1・M2・M3....)が推奨です。(MacPCでもインテル製CPUの場合があります)
名称についている数字が大きいほど、処理スピードが速く高性能なCPUになります。
OS・メモリ・CPUの確認方法(Windows)
「スタート」ボタンを右クリックし、表示されるメニューから「システム」を選択すると、パソコンの詳細なスペックが表示されます。下図を参考に、OS、RAM(メモリ)、CPUなどを確認してみてください。
パソコンのレンタルサービス
現在は、月額数千円程度でパソコンをレンタルできるサービスも充実しています。
パソコンのスペックが推奨要件を満たしていないという方は、レンタルサービスの利用を検討してみるのも良いでしょう。