2級試験 第1回模擬テスト解説
設問49
正解
A
参考
平成25年度 公式ガイドブック:P238-239
平成26年度 公式ガイドブック:P236-237

用紙サイズの選定基準は「図面の明瞭さを保つ範囲で、なるべく小さなサイズの用紙を選択する」となっています。
つまり、図形よりも用紙サイズが小さかったり、図形周囲の余白が大きすぎる用紙は適切ではない、ということになります。

このような問題を解答するときは、はじめに図形全体の大きさの概算を求めます。
設問の図の場合は、平面図の一辺の寸法が100となっていますので、図形全体の横幅は250、高さは200程度であると仮定します。(下図)

 

A3サイズの用紙は420×297、A2サイズの用紙は420×597の大きさです。
また、解答群Bは尺度が1:2になっていますので、図形全体の大きさを、半分の125×100として考えます。
解答群A・B・Cを図示したものが下図ですが、正解であるAが丁度良いサイズであることが分かります。

設問50
正解
A
参考
平成25年度 公式ガイドブック:P248-249
平成26年度 公式ガイドブック:P246-247

この問題は、寸法補助線の間隔が狭い場合の寸法表記に関する設問です。
解答群Bでは、引出線の先端が矢印に、解答群Cでは、引出線の先端が黒丸となっていますが、このような寸法表記の場合は、引出線の先端に矢印や黒丸は記載しません。

設問51
正解
A
参考
平成25年度 公式ガイドブック:P262-279
平成26年度 公式ガイドブック:P260-277
右図で示した赤枠内のかくれ線(2本)が描かれていません。
この線は、右図の青色で示した位置の線分です。
設問52
正解
B
参考
平成25年度 公式ガイドブック:P262-279
平成26年度 公式ガイドブック:P260-277
右図の赤枠で示し箇所の変更が必要となりますので、回答群Bの「平面図・側面図」の修正が必要です。
設問53
正解
C
参考
平成25年度 公式ガイドブック:P287
平成26年度 公式ガイドブック:P285
図中の一部分を詳細に表すため、部分拡大図を用いる場合の図示方法を問う問題です。
部分拡大図では、拡大する箇所を「細い実線」で囲む必要があります。
設問54
正解
C
参考
平成25年度 公式ガイドブック:P287
平成26年度 公式ガイドブック:P285
図の特定部分を拡大して図示する場合は「部分拡大図」を用います。
 
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