用紙サイズの選定基準は「図面の明瞭さを保つ範囲で、なるべく小さなサイズの用紙を選択する」となっています。
つまり、図形よりも用紙サイズが小さかったり、図形周囲の余白が大きすぎる用紙は適切ではない、ということになります。
このような問題を解答するときは、はじめに図形全体の大きさの概算を求めます。
設問の図の場合は、平面図の一辺の寸法が100となっていますので、図形全体の横幅は250、高さは200程度であると仮定します。(下図)

A3サイズの用紙は420×297、A2サイズの用紙は420×597の大きさです。
また、解答群Bは尺度が1:2になっていますので、図形全体の大きさを、半分の125×100として考えます。
解答群A・B・Cを図示したものが下図ですが、正解であるAが丁度良いサイズであることが分かります。

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